雑誌「時空旅人」2022年7月号は、元寇。いわゆる「蒙古襲来」特集。最初に蒙古軍が襲来した「対馬」をはじめ、元寇船が沈む海底遺跡で有名な「鷹島」、博多の筥崎宮や元寇防塁などの戦跡を訪ねました。国防の在り方を今一度考へるにも良いと思われるタイムリーな特集です。
「アンゴルモア 元寇合戦記」や「ゴースト・オブ・ツシマ」で話題の元寇。むかしは学校でも、まず「モンゴル軍は神風で撤退した」みたいな教え方をされたものです。今は日本武士団の奮戦、南宋や高麗などの混成による遠征軍だったなど元軍の敗退要因も様々に分析されるようになってきて喜ばしい限りです。
井上靖の『蒼き狼』や『風濤』を読んで、チンギス・カンやクビライに触れ、その面白さに胸踊った日々も懐かしく思い出しました。ご興味あればお手にとってみてください。